頑張れ!! [あんなこと、こんなこと。]
中学3年生の校内陸上競技大会の時の話。
誰も走りたがらない800M走。
アタシも例に漏れず、中距離は大嫌いだった。実はそこそこ走れるんだけどね。。。
本気で走ったら死ぬほどしんどいし、あんまり遅いのはプライドが許さない。
自分にとってちょうどいいぐらいで走ると、手抜きがバレて先生の小言を聞く羽目になる
だから、出場種目を決める時も、800M走だけは絶対やらねぇって思ってた。
大概クラスに一人、二人はいるんだよ。中・長距離が好きな人間が・・・。
それが、この時はほんっとにいなくてねぇ
立候補する人間がいないとなると、今度は走れる人間にオファーがくるわけで
なかなか決まらないことにイラッってしてたのもあって、引き受けちゃったんだよなぁ
そして迎えた校内陸上競技大会の日
ピストルの音が鳴った瞬間スイッチが入っちゃって、バスケ部の彼女とトップを争ってた・・・。
600Mくらいまでは・・・
少しずつ置いてかれて、もうだめだって思ったその時。
〇〇先輩、頑張ってくださ~い
アタシへの声援が聴こえた
その声のするほうをチラっと見たら、後輩が数人、口元に両手をやって全力で叫んでくれてた。
嬉しかった
そしたら、もう体力は残ってないはずなのに、俄然力が沸いてきて
今になって思えば、「力をもらう」っていうのはああいうことを言うんだなと。。。
そう。力をもらったアタシは、ニヤリと後輩に微笑みかけた後、残る力を振り絞ってラストスパートをかけた。
声援は「頑張ってください」から、「行けーーーっ」に変わっていた。
鳥肌がたった。。。
結局、先を行くバスケ部の彼女には追いつけなかったけど、でも、見事に自己ベストを更新することが出来た
あの声援がなかったら、絶対に更新することなんて出来なかった。
「頑張れ」って言葉は本当に力になるんだ。
ところが最近では「頑張れって言われるのが嫌」なんてことを耳にすることが多くなってきた。
しかもトップアスリートがメディアで発言していたりする。
アタシは思うんだ。
応援する気持ちが沸かない人に対して「頑張れ」なんて言葉、絶対出てこない。
「頑張れ」って言葉は、少なからずその人を応援したい気持ちがあるからこそ出てくる言葉なんだ。
そしてその人を思ういろんな感情が「頑張れ」ってひと言に集約されてるだけで、その人が頑張ってることはよくわかってんだ。
応援してくれる人がいるってことは、とても力強くて、ありがたいこと。
こんなことはアタシよりも、アスリートの方々の方がよくわかっていること。
だから、のような発言を見聞きする度に、応援してくれる人の気持ちが踏みにじられてるような気がして、ガッカリする。
これはもちろんアスリートに限らずだけど。
思うのは自由だし、言い分は理解できなくもないから構わないんだけど、見聞きできるところでは・・・ねぇ
で、なんで急にこんな話を書いたかというと・・・
今朝、外から園児達の元気な声が聞こえてきたんだ。
ベランダに出て声のするほうを見た。
すると、近所の幼稚園の園児達が公園でかけっこをしていた。(多分)
競い合ってるのか、ただ目標に向かって走ってるのかは定かではないけれど。
頑張れーーっ
ファイトーーッ
って、大きな声で一心不乱に声援を送っていた。
時々「〇〇君、ガンバ」なんて声も。。。
「ガンバ」て・・・
いつの時代の言葉やねん(爆)
とか思いつつ、でもなんかそんな風に全力で仲間を応援してる純真な姿がすごく微笑ましくて・・・。
日本もまだまだ大丈夫とか思ったりして(笑)
どうか、その気持ちを忘れずにステキな大人になってほしいなと。。。(何者やねん)
「頑張れ」って言葉。アタシは好きだなぁ。。。
誰も走りたがらない800M走。
アタシも例に漏れず、中距離は大嫌いだった。実はそこそこ走れるんだけどね。。。
本気で走ったら死ぬほどしんどいし、あんまり遅いのはプライドが許さない。
自分にとってちょうどいいぐらいで走ると、手抜きがバレて先生の小言を聞く羽目になる
だから、出場種目を決める時も、800M走だけは絶対やらねぇって思ってた。
大概クラスに一人、二人はいるんだよ。中・長距離が好きな人間が・・・。
それが、この時はほんっとにいなくてねぇ
立候補する人間がいないとなると、今度は走れる人間にオファーがくるわけで
なかなか決まらないことにイラッってしてたのもあって、引き受けちゃったんだよなぁ
そして迎えた校内陸上競技大会の日
ピストルの音が鳴った瞬間スイッチが入っちゃって、バスケ部の彼女とトップを争ってた・・・。
600Mくらいまでは・・・
少しずつ置いてかれて、もうだめだって思ったその時。
〇〇先輩、頑張ってくださ~い
アタシへの声援が聴こえた
その声のするほうをチラっと見たら、後輩が数人、口元に両手をやって全力で叫んでくれてた。
嬉しかった
そしたら、もう体力は残ってないはずなのに、俄然力が沸いてきて
今になって思えば、「力をもらう」っていうのはああいうことを言うんだなと。。。
そう。力をもらったアタシは、ニヤリと後輩に微笑みかけた後、残る力を振り絞ってラストスパートをかけた。
声援は「頑張ってください」から、「行けーーーっ」に変わっていた。
鳥肌がたった。。。
結局、先を行くバスケ部の彼女には追いつけなかったけど、でも、見事に自己ベストを更新することが出来た
あの声援がなかったら、絶対に更新することなんて出来なかった。
「頑張れ」って言葉は本当に力になるんだ。
ところが最近では「頑張れって言われるのが嫌」なんてことを耳にすることが多くなってきた。
しかもトップアスリートがメディアで発言していたりする。
アタシは思うんだ。
応援する気持ちが沸かない人に対して「頑張れ」なんて言葉、絶対出てこない。
「頑張れ」って言葉は、少なからずその人を応援したい気持ちがあるからこそ出てくる言葉なんだ。
そしてその人を思ういろんな感情が「頑張れ」ってひと言に集約されてるだけで、その人が頑張ってることはよくわかってんだ。
応援してくれる人がいるってことは、とても力強くて、ありがたいこと。
こんなことはアタシよりも、アスリートの方々の方がよくわかっていること。
だから、のような発言を見聞きする度に、応援してくれる人の気持ちが踏みにじられてるような気がして、ガッカリする。
これはもちろんアスリートに限らずだけど。
思うのは自由だし、言い分は理解できなくもないから構わないんだけど、見聞きできるところでは・・・ねぇ
で、なんで急にこんな話を書いたかというと・・・
今朝、外から園児達の元気な声が聞こえてきたんだ。
ベランダに出て声のするほうを見た。
すると、近所の幼稚園の園児達が公園でかけっこをしていた。(多分)
競い合ってるのか、ただ目標に向かって走ってるのかは定かではないけれど。
頑張れーーっ
ファイトーーッ
って、大きな声で一心不乱に声援を送っていた。
時々「〇〇君、ガンバ」なんて声も。。。
「ガンバ」て・・・
いつの時代の言葉やねん(爆)
とか思いつつ、でもなんかそんな風に全力で仲間を応援してる純真な姿がすごく微笑ましくて・・・。
日本もまだまだ大丈夫とか思ったりして(笑)
どうか、その気持ちを忘れずにステキな大人になってほしいなと。。。(何者やねん)
「頑張れ」って言葉。アタシは好きだなぁ。。。
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