Ｍｅｓｓａｇｅ ２ ＠ＢＩＧ ＣＡＴ

そう。

そこは心斎橋ＢＩＧ　ＣＡＴ★



会場の一番後ろ、ひっそりと佇む可憐な少女。
彼女が心を躍らせながら、熱っぽい瞳で真っ直ぐ見つめる視線の先には、可愛さ満載の彼。。。


彼女はたちまちレモン色の風の誘惑に負け、心を許してしまう。。。



彼の声を聴くたびに震えるこの心は何？？
彼の歌を聴くたびに瞳が熱くなるのは何故？



彼の歌声はビリビリ心に響いてくる。
繊細さとパワフルさ、この相反する要素が同居する唯一無二の魔法の声。。。


そう。
彼が聴かせてくれたのは次の６曲。


１．フォトグラフ
２．ゴール
３．旅路
４．風待ち
５．光
６．レモネード


１曲目こそやや緊張が見られたものの、ＭＣの時とは考えられないくらい堂々としたステージングに、彼女は完全に心を持っていかれた。

彼女の心に深く残っているのは『旅路』と『光』。

ギターを持たず、マイク一本握って唄う『旅路』と『光』。

その声の伸びは果てしなく・・・。

世界は彼と彼女のものだけになっていた。。。


『光』では涙を湛えた瞳がキラキラと輝いていた。。。



彼のコンディションは必ずしも良いというわけではなく、高音部が上がりきらないという状況。

それでも彼は音を外さない。。。
地声からファルセットへの移行もスムーズ。。。
ファルセットを使っても、パワー感は変わらず。。。


彼女は恍惚として思ったのだった。。。

彼は間違いなく“本物”だと。。。

彼女はまた彼の魔法にかかってしまった。。。



そして、彼女は彼の演奏が終わると同時に、ＢＩＧ　ＣＡＴを後にした。


大阪の蒸し暑い夏の夜風が彼女を包む。
しかし、彼女はこの蒸し暑い夏の夜風さえ心地よく感じていた。
彼女はただ、ｉ－Ｐｏｄに耳を傾けながら、とても穏やかな気持ちで雑踏の中を、駅に向かって歩くのだった。。。

コメント 2

okanoさんのライブで、岡野さんも、客席にいる人も感動して涙を流すのはいいことかなって最近感じてる今日この頃です。
あれは本当に忘れられることのできない出来事だった。
そしてもうこんなに感動する式典はないと思った。
それは高校の時の自分の卒業式で。
卒業生、下級生（1年間1番お世話になった後輩）が卒業式で泣いてたらしい。
そしてあんなに暖かかくて、感動する式典は私にとって初めてだった。
光を聞いて今でも思うことは、原点に返ることができる。ということ。
そしてゴールは今、自分の中での応援歌となっています。
あぁこれは、また生歌で聞きたい。
本当に岡野さんとの出会いですべてが変わった。
下級生や、母校の先生、岡野さんたくさんの人に支えてもらったり応援してもらったりしているから今こうして頑張ることができているんだと思う。
そして高校を卒業して私の生きる言葉となった座右の銘がある。
それは勇気は成功の礎である。
勇気をもって一歩前に進めば必ずいいことがある。
そんな意味です。

by moe (2011-08-31 14:30) 

＞ｍｏｅさん

岡野君の歌とともに、素敵な想い出が残ってるんですね。。。
大切にしてくださいね☆




by アタシ (2011-09-02 09:26)