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LIVE TOUR 2007~青春映画が好きだった~ @京都会館第一ホール [馬場俊英/LIVE記録(ワンマン)]

あの日からもう一週間も経ったんだ・・・。

まだ記憶が鮮明なうちにしっかりと書き残しておかなければ。。。
と言うよりは、明日はフェスに参加のため、慌てて焦って書いている状況、、、


2007年12月15日、アタシは京都会館第一ホールにいた。

そう、馬場俊英の魂の唄を聴くために・・・。




LIVE TOUR2007 ~青春映画が好きだった~


暗闇に映写機の回転音がゆっくりと響き、ライブは始まった。。。


『明日へのフリーウェイ』
『多摩川土手~君へのメッセージ』
『草野球』

ニューアルバムからの3曲を軽快に決めてくれた。
馬場さん、調子良さそうだ。。。
アタシの指笛も絶好調!!

青い空の下、暖かい空気を感じながら、太陽の光に手をかざす自分の姿が見える。
どうしても笑顔が隠せない。。。

客席から「紅白出場おめでとう!!」の声が飛ぶ!!
すると一斉に拍手と歓声がおこる!!

なんともごきげんな始まりだ♪

アタシの席は出入り口のすぐ横だったため、そこにはスタッフ達が待機している。
その中に、偉そうな人一人、キョードー大阪のS岡さん。


「京都に帰って来ました。」と挨拶をする馬場さんに、大阪人のアタシが「おかえりーー!!」と叫んでみる。
相変わらずの緩くて優しい、ユーモアたっぷりのMCだ。


『ただ君を待つ』

不意に目に飛び込んできたドラムのエージ君。
体全体で楽しそうにドラムを叩く姿はいつものことだけど、その口は完全に『ただ君を待つ』を唄っていた。
それも嬉しそうに。。。
その姿を見た瞬間、なんとも言えない暖かい感情が沸いてきて、目頭が熱くなった。
あ、泣いてないけど。


すると、スタッフがエレキギターを携えてやって来る。

「えっ??エレキ??」と思ってる間にそのエレキは馬場さんに手渡された。

馬場さんがエレキ??

驚きと期待で胸が破裂しそうになる。

そして、イントロがなった瞬間思わず“うおっっっ!!”と砕けそうになる。(笑)
“うわっ”ではなく“うおっ”である。。。
しかも、旦那と同時に・・・。

『車は愚かな哲学者たちを乗せて月明かりの中を行く』

って、あなた。。。
これねぇ。。。グハッ
ライブで聴けるなんてことは無いんだろうなぁ・・・って、なんとなくそう思ってた曲だっただけに、まさかの1曲だった。
今の馬場さんが作る曲とは趣がちょっと違ってて、男臭くって、荒々しい感じ・・・
この渋さがたまらないんだ。
抱きすくめられて、無理やりキスされるような??(この例え、果たして的を得てるのだろうか??)
とにかく、鳥肌がビンビン立ちまくり。
バリバリカッコいいぞーーー!!!

初めて観る馬場さんのエレキが、この曲ってのもまたなんか感慨深いものがある。

でも、“エレキは佇まいも重要”と考えるアタシとしては、ストラップはもうちょっと長めにすることをお勧めしたい。(爆)


絶賛興奮中のアタシをそっと静めてくれるように次のイントロが流れ出す。

『ロードショーのあのメロディ』

この曲を聴き終わったときのあの充実感はなんなんだろうね??(笑)


ここで、馬場さんがお客さんに着席を促す。。。


ここからは馬場さんも椅子に座っての演奏。

『風の羽衣』
『言いたいことはI Love You』


真っ暗なステージの上、スポットライト1本だけが馬場さんを照らす。
それがまたよく似合うんだ。
静かに、京都の話をする馬場さん。

そして、ついに・・・


『鴨川』
『しあわせになるために』


これは禁じ手!!!
と言いながら、京都でこの2曲をどうしても聴きたくて・・・
『鴨川』は意外に平常心で聴けたが、『しあわせになるために』のイントロが入った瞬間、何故か旦那の腕を一瞬ぎゅっと握ったアタシの手は即座に顔面を覆うことになった。
堪えても堪えても次から次に涙と嗚咽が。。。
嗚咽が漏れないように必死にBOTRタオルを顔面に押し付けた。
やっとの思いで立ち直った時には既に1番が終っていた、、、
痛いよ。。。馬場さん、痛いよ。。。
公式発表では、アタシは泣いてないことになっているが、実は“『旅人たちのうた』事件”の再来だったのだ。
涙の意味はあの時とは違うけれど。。。


いやいやしかし。。。
『鴨川』は絶対あると思ったけど、『しあわせになるために』までホント聴けるとは・・・
しかも、この曲順て・・・。
あの人も、この人も、その人も、みんなきっと鼻水をすすっていたに違いない!!



気を取り直して(?)、爆笑MC。

今回のMCを聞きながら、思ったこと。。。
「やっぱ、馬場さん、バリバリB型やわ。。。」

そう、自分にとって興味のないことは何処までいってもどうでもいいことなのよ。
相手が触れて欲しそうだと察したら、意地でも触れないところとか、
ひとつのことに、ウザイくらいにこだわるところとか、一緒やん!!


MC中、爆笑しながらもどうしても気になるS岡さん。(笑)

演奏中もチラチラ見てたけど、脚はリズムを刻んでるけど、顔は厳しい。。。
MC中も厳しい顔は変わらず。。。
なんか、そんなS岡さんに「プロ」を感じた。


さぁ、こっからは盛り上がりのコーナー。

『人生という名の列車』。

馬場さんったら・・・
アタシも一緒に「オイーーッス!!」やりたかったよ~~!!
「一気 一気」で盛り上がり、最後には新しく「ごろう君」って人を登場させちゃって。(笑)
「ええ~っ??そんな奴おったかぁ~??」ってこけた。(笑)
どうせなら、どっかにアタシのことも登場させて~!!
でも、負け犬と捨て猫は嫌よ!!


『オセロゲーム』
『働楽~ドウラク』


「ウォーウォー系が多いんですけど、、、」と申し訳なさそうな馬場さん。
それでもみんな、ノリノリで一緒に唄う。

君らは“ウォーのおっさん”か!!??(爆)

イエイ♪は高い位置で手拍子してるとスムーズに出来る!!
今回、これに気付いたことは、大きな収穫だ。(笑)



そして、さすがにここまでボロボロなのは見たことがない。

『ボーイズ・オン・ザ・ラン』

一番のあと、亮一のエピソードがぶっ飛んで、ジローの物語に飛んだり、、、
ストロークだけが鳴って、なんとかもとの場所に戻ってきても、またどこ歌ってるかわからず、、、

さすがの馬場さんも、かなり凍り付いていた。。。

でもね、アタシにしてみたら、こういうハプニングはおいしいのだ。
ま、これが『鴨川』とかならちょっと、、、ねぇ??

でもノリノリの曲でのハプニングは大有りなのだ!!


ここまでの盛り上がりから一気に空気が変わる。

真っ暗なステージにスポットライトの光が1本。
そこにはマイクスタンドと、馬場さん。
ギターは持っていない。。。

最後を締めくくるMCのあと、静かに響くピアノの音。

『主人公』

魂を込めて唄う馬場さん。
両手でいろんな表現をしながら唄う馬場さん。
ついには感極まってしまった馬場さん。
馬場さんが感極まった瞬間、アタシは拳を握りしめ、そして、心の中で叫んだ。

「大丈夫!!頑張れ!!」と。。。

最後まで心をこめて歌い上げてくれた。。。
CDで聴くよりもずっとずっと心の奥まで馬場さんの言葉が届く。
こんなにもいい曲だったんだ。。。そう思った。


本編終了。


そして、異様に早い手拍子の中、赤いTシャツを身に纏い再び馬場さんがステージに登場!!

恒例のお知らせタイムが始まる。

このライブでもっとも印象的な言葉。

「だって、しょうがないじゃん!!」

なんでだろう??
馬場さんが言うからか、やたらおかしかった。(笑)


お知らせタイム終了後、またまたエレキの登場!!


『君はレースの途中のランナー』

エレキで!!??
エレキをガンガン弾く馬場さんに、若きあの日が見えるのだけど・・・


そう言えば、まだ聴かせてもらってなかった。

『スタートライン~新しい風』

ゆっくり、みんなの心を、自分の心を撫でるように優しく歌い上げる馬場さん。
あちらこちらからは鼻水をすする音が聴こえてくる。
アタシはもう既に晴れやかな心で、この唄を聴いていた。


そして、ホントにラストの曲。
会場がひとつになるために、誰にでもあった小学校の頃に戻ることに。。。
馬場さんったら「50代の方は急いで戻ってもらって・・・」って言ってたけど。(笑)
アタシは小走りで間に合ったけど、あの人やあの人はきっと猛烈ダッシュでギリだったに違いない。(爆)

『君の中の少年』

これがまた、ビックリするくらいボロボロで、、(笑)

飛んだり戻ったり、アタシも旦那もコケまくり。

でも、やっぱり馬場さんは凍り付いていた。(笑)

大丈夫、大丈夫!!

最後はみんなで大合唱♪

これを唄わなきゃライブが終れないもんね??

ありがとう、馬場さん。
ホントにいいライブだったよ!!



ライブ終了と同時に、握手会場に猛ダッシュ!!
今回は、『車は愚かな・・・』の時点で、握手の時になんて言うか決めていた。

「めちゃくちゃカッコよかったです!!」そう言って両手で馬場さんのぬくもりを感じた。
そして、初めての手紙を手渡した。
読んでくれているといいのだけど。。。


ロビーでアンケートを書きつつ、友達と落ち合う。
見るとそこにはサンタの格好をしたUKさん!!
思った以上に小さくてかわいい。
ちゃっかり握手をしてもらった。
そう言えば、ジョンさんの姿はなかったよな、、、
でも、UKさんが来てるってことは、関西の方ならどういうことかピンとくるだろう。
そう!!エッジでやってくれるってこと!!
25日、楽しみだね♪


その後、出口で今回のツアーをサポートしてくださっているダイドーさんから缶コーヒーをもらう。
駐車場までの道のりを友達と歩きながら、馬場さんとの握手を再現するためにアタシの手を握るmさん。
京都の街に響く二人の雄叫び!!

ああ゛ーーー!!!馬場さんのぬくもりが!!!



こうして京都の夜は更けていった。。。





そして、明日はフェスティバルホールで馬場さんに会える!!
こんなに嬉しいことはない。
タグ:馬場俊英
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