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千綿偉功バンドワンマンライブ『今こそキミに伝えるよ』 @佐賀GEILS [千綿偉功/LIVE記録(ワンマン)]

やっとたどり着きました!!
千綿さんのバンドワンマン♪(その前に去年のこと書け!とか言わないよ!笑)

暖かい日が続いていた中で、ふっとまた寒さが戻ってきたタイミングでした。
昨年の11月以来の佐賀でした。

2018年3月9日(金)

千綿さんの愛犬ムクちゃんの13回忌ということもあり、ムクちゃんとの出逢いの日であり、お別れの日でもある3月9日「サンキューの日」に、地元佐賀で6年ぶりのバンドワンマンライブ開催です!
千綿さんの意気込みも強く、絶対に観ておかないといけないLIVE!!

平日と言うこともあり、開演は遅めの1930。
開演は少し押していたように思います。
ブログで集客が足りないような雰囲気を出していたので少し心配していたのだけど、振り返った時には会場の奥の方までびっしりとお客さんが入っていて、ニンマリ(#^^#)

20180309GEILS.jpg


開演予定時間から遅れること10数分。
バンドのメンバーが登場。

Guitter & keyboard  松ケ下宏之
Guitter 今野竹雄
Bass ニッシー
Drams 小島英雄
二胡 里地帰

2012年のサンキューツアーのバンメンがそのままステージに居ました。

少し遅れて千綿さんがこれ以上ない笑顔で登場し、待ちに待ったバンドワンマンライブがスタートです♪

◆セットリスト
1.アイブミ~Love Letter~
2.この声が聞えますか
3.モザイク
4.beginning
5.いのちのたね
6.証
7.アイノウタ
8.遠くまで
9.Dear~愛する君へ~
10.それでも僕らは
11.ハルカ
12.Cry
13.キミが教えてくれたもの
14.友よ
15.ねがい
16.なにもないけど
EN1.翼
EN2.カミヒコーキ進化論

どんなセットリストかと思ったら、とてもシンプルな構成。
アルバム「サンキュー」をベースに、前半はその収録順に曲を並べてきました。
いきなり『アイブミ~Love Letter~』を唄い上げると、ぐっと盛り上げていこうと『この声が聞えますか』。
私も含めて、お客さんは立ちたいんだけど立っていいのかそわそわしている感じで、千綿さんからも「立って!」って声が聞えてきているようで・・・。
『モザイク』でどっちも我慢できなくなったように、千綿さんのスタンダップのジェスターで一斉に立ち上がります♪
「大好きー!大っキラーーーイ!」久しぶりに叫びました。

MCで着席を促され、ゆったりと『beginning』を堪能。
『いのちのたね』は大幅にアレンジを変え、なんとジャズバージョンで聴かせてくれました。
ほっこりとした優しい曲をジャズアレンジにしたことで、童謡っぽさが消えていました。
そして、今回のメインと言ってもいいかもしれない『証』。
ムクちゃんの想い出話から曲に入ったんだけど、「♪出逢ったあの日に戻れても・・・」から歌詞が出てこない!!
一旦演奏を止めて、照れ笑いでもう一回!
でも、やっぱり出てこない。「ムクがいたずらしてる」ってうれしそうに笑いながら、お客さんに助けてもらう始末。(笑)
本来、この曲は結構シリアスな曲なんだけど、その一言で会場の空気がとてもあたたかくなったように感じられました。
ただ、千綿さんの気持ちがどんどん高ぶって来たのでしょうか?
『アイノウタ』のラストでは千綿さんの鬼気迫る魂の声が会場に響き渡っていました。

MCでクールダウン。
高校時代のバンド活動の想い出話から集客の話になり、最近の若手ミュージシャンが自分で集客しないことに対して、「お客さんを呼ぶ努力をしろ!」って吠えています。
その話に、私も思うことがあったので大きく頷きながら聴いていました。
そんな風に荒ぶりつつも、『遠くまで』を優しく聴かせてくれました。
『Dear~愛する君へ~』をみんなで唄うと、新しいギターが登場しました!!
見た目、今まで使ってきたギブソンと一緒で、ただ真新しく光っていました。
年代は違うモノの、型は同じギブソンチェリーサンバースト。
前のは「ギブ子」で今度のは「ギブ美」なんですって。
先輩がやられているギターショップで出逢って、買おうかどうしようか迷ってて。
今回のLIVEで貸してくれるというので、リハで鳴らしたらめちゃくちゃいい音がして、すぐに「買います」って電話したんだとか。(笑)
ギターはヴァイオリンと一緒で弾けば弾くほど音色に深みや丸みが出てきて、自分の音になっていくんですよね。
だからヴィンテージとか、めちゃくちゃ高かったりして。
この「ギブ美」もこれからどんどん千綿色に染めていくってうれしそうに笑ってましたよ。
で、そのギターで聴かせてくれたのが、『それでも僕らは』と『ハルカ』♪
ここから「サンキュー」から少し外れます。
この2曲をバンドで聴いたのはもちろん初めてなわけで。
めちゃくちゃカッコ良かった。
だけど、『ハルカ」はまだまだカッコよくなる予感がします。期待大ですね♪
会場はどんどん盛り上がって来て、『Cry』で再びお客さんスタンダップ!!
一瞬千綿さんが右耳を気にするシーンがあってヒヤッとしたけれど、大丈夫だったみたいですね。
『キミが教えてくれたこと』ではタオルがぐるぐるまわっておりました。
千綿さんも楽しくて仕方がないようで、超ごきげん!!
そして、この後です!!

最初は盲腸のお話を「盲腸はノーマークでした!」っておどけていたのだけど、徐々に空気が変わっていくのを感じました。
「盲腸をとったら風が変わった。」って。
「いろんな話が舞い込んで来て、今すごくポジティブなんです。盲腸君がこれまでの悪い“気”のようなものを全部持って行ってくれた!」って。
そして、私たちはこの言葉を聞いたのです!!
「50歳に武道館で演ります!4年後に武道館で演るために、本気で計画を立てました!」
会場からは歓声や拍手が鳴り響いています。
千綿さんが何か言う度にものすごい盛り上がりです。
そんな中、私は静寂に包まれていました。
というか、歓声や拍手のトンネルの中を通ってくる千綿さんの声だけしか聞こえていない感覚です。千綿さんの声以外の音はぼやけていました。
想定外の決意表明でした。
私は拍手もしなければ声を上げるでもなく、笑う事すらできず、ただ自分の手を固く握りしめていました。
この時の私は、千綿さんの言葉にいつもとは違う本気を感じていて動けなかったんです。
本気を感じたから、これから変わっていくであろう色んな状況を想像して動けなかったんです。
聞こえるのは千綿さんの声と自分の心臓の音だけでした。
この日のどんな曲よりも、この決意表明が心臓に突き刺さったのです。
そんな中で聴いた『友よ』は正直記憶がありません!
というか、その後の大好きな『ねがい』も『なにもないけど』も正直どんなふうに聴いたのか思い出せません。
そのぐらいの衝撃が私にはあったのです。

アンコール待ちで気持ちを整えました。
アンコールの『翼』はギターの弾き語りだったでしょうか?
最後に「みんなアレ用意してきた?」って。
もちろん用意してきましたとも!!
ステージの千綿さんに向けて目一杯カミヒコーキを飛ばしました。
何機かは千綿さんに命中してしまって、ゴメンナサイ。
ステージ一杯に色とりどりのカミヒコーキ。

20180309GEILS2.jpg


最後はそこでみんなで記念撮影!!

今、めちゃくちゃポジティブだという千綿さん。
それは見た目にもわかるくらいイキイキとしていました。
この2年は耳の病気で音楽活動がままならない苦しい日々を過ごしてきて、それを乗り越えての決意表明。
あえて言葉にすることで、逃げないように自分を追い込んだんだと思うのです。
年齢的に考えても、「今」しかもうない!そう感じたんでしょうね。
強い男です。やっぱり千綿さんは強かった。。。

唄が吹っ飛ぶくらいの衝撃を受けた決意表明。

千綿さんの“夢”が“目標”に変わった瞬間を目撃することが出来たこと、本当にうれしく思います。
その力強さに、また力をもらえた気がします。ありがとう。
私も負けずに頑張りますよ!!

同い年。「まだまだやれる!」って勇気がわいてくる、腹にぐっとくる最高の夜でした。

本当にありがとう!!

間違いなく、忘れられないLIVEのひとつになりました♪

20180309GEILS3.jpg

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