一枚の写真。

今日、一枚の写真に心が救われた。。。


こんな時、絶対に思い出すのが馬場さんのコラム、「さりげなく、ピース。」ｖｏｌ.11
“古い写真が教えてくれるもの”。


「一枚の写真に写った世界はつまり、その時のその一瞬の誰かの視界であり視点なのだと、気が付きました。」


「その時レンズのこちら側に居たはずの誰かの思いに、時を越えて触れるような気持ちになって胸が熱くなることが増えました。」


初めて読んだ時、まさに目からうろこ状態で・・・。
そして、こういうことに気付く馬場さんに、尊敬の念を抱かずにはいられなくなった。


「一枚の写真。それはたとえ一瞬でも、だけど間違いなく、誰かが誰かを想ったことの証。」


それまでアタシは写真に写り込んでいるものに対して、「かわいい」とか「アホやなぁ」とか様々な感情を抱いてきたけれど、このコラムを読んでからは、レンズのこちら側にいた人の想いも考えるようになった。
（余談だけど、アタシのこのブログタイトルはこのコラムから拝借している。）

すると、写真の見え方も違ってきたような、そんな気がしてる。



そして、そんなアタシの前に現れたのが『フォトグラフ』を唄う岡野宏典だった
アタシの心を掴んで離さないのは、当然と言えば当然。
同じ世界観を持った人間がここにも
嬉しかったなぁ～


ちなみに、今日アタシの心を救ってくれたのは紛れもなく岡野君の写真。

「自分が癒されたものを、皆さんにも見て欲しいと思って・・・」

そう言えば、彼、ブログにアップしてる写真について、以前何かの番組でそんなふうに話してくれてたっけ。。。

このところ、小さな心配事が束になってアタシに降りかかってきちゃって、地味に苦しんでたのよね。。。

今日のあの沈丁花の写真。
沈丁花の香りが漂う季節が大好きなアタシとしては、すごく心が和んだ。
そして、そこにそっと添えられた「桜が花開く為の寒さと思い、耐えましょうか。」というひと言に、すごく勇気付けられたんだ。


ありがとね

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