さんざんな午前。 [あんなこと、こんなこと。]
その日はちょっと憂鬱で。
青い空と、眩しい太陽が恨めしく思えた。
なんじゃあ、こりゃぁああ
前夜見つけた自分の身体に起こった異変、、、
でも、この現象はなんか知ってる気が、、、する。
ずっと他人事だと思っていたことが自分の身に降りかかったのか
「家庭の医学」片手に苦笑。
万が一があってはいけないから、とりあえず整形外科を受診することにした。
いつものように旦那を送り出した後、エレベーターで乗り合わせたおばちゃんとの会話。
カッコ内はアタシの心の声。
お 「子供いてはるの?」(何を今更、、、)
ア 「いないですよ」
お 「そうやんなぁ。前から気になってたんよ~」(はあ?)
ア 「あはは(苦笑)」
お 「子供おらんかったら気楽でええなぁ」(人の気も知らんと、、、大きなお世話)
ア 「そうですよ~、気楽ですよ~(苦笑)」(泣)
悪気はないねん!!気さくなええおばちゃんやねん!!
ただ、ちょっとデリカシーが欠けてるだけ、、、
凹みはせんけど、気持ちの良いものでもない
浮かない気分を引きずりつつ、朝ごはんを用意する。
塗って焼くだけで・・・というキャッチの「フレンチトースト風スプレッド」を米粉ロールパンに塗りたくり、トースターへIN
妙な音と匂いに嫌な予感がして振り向くと、トースターの中でパンが炎に包まれていた
アタシは冷静だった。
電源を切ったアタシは、燃え盛り、炭化していくパンをじっと見つめながら考えていた。
「開けたらバックドラフトか??・・・どうする??・・・そうだ、このまま燃やし続ければ、トースター内は二酸化炭素に満たされて火は消えるはず・・・。」
数秒後、アタシの読みは見事に的中し、無事に鎮火。事なきを得た。
今後は食パン以外での使用はやめておこう
真新しい日傘を差し、徒歩15分程度のところに病院はある。
汗だくで診察券を出し、ドキドキしながら待つこと約2時間。
医者はアタシの手首に出来たそれを見るなり、アッサリと言った。
「ガングリオンやね」。
やっぱりかーーーっ
アタシもそうやと思ってん。
病院にくるまでもないと思ってたけど、旦那が行けって言うからさ、、、
確かに万が一悪いもんやったら怖いしね。
「典型的なガングリオン」と、薄ら笑いを浮かべているようにも見える医者を目の前に、なんだか申し訳ない気持ちになった。
簡単にガングリオンに関する説明を受け、「自然に消える場合もあるし、注射器で引くっていう治療も出来ますけど、どうします??」といきなりの攻撃に、アタシは放置プレイを選択した。(←ただ、怖かっただけ)
その時は何の支障もないと思ってたんだけど、今になって考えれば、2年ほど前から手首が痛いのは、このガングリオンのせいかもしれない、、、
でも、とりあえずはさほど気になることでもないので、今はただ痛くならないことを願いつつ放置プレイを決め込むつもりだ。
診察室に入り、診察室から出るまでおそらく2、3分。
もちろん処方箋もない。
請求された診察代、810円。
なんだろう?この安堵感とともにアタシの心の中にあるモヤモヤは、、、
うだるような暑さの中、アタシはまた真新しい日傘を差して家路に着く。
途中、スーパーに入ろうと日傘を畳もうとしたしたその時である
アタシは大きな声を上げそうになった
傘を巻こうと手を伸ばしたそこに、超ド級のハト糞
真新しいとはどういうことか??
そう、おろし立てということだ。
そこに、こともあろうかベットリとハト糞、、、
しばし呆然と立ち尽くした後、アタシはおもむろにかばんからティッシュを取り出しそれをふき取った。
一部は既に乾燥してカピカピになっており、柔らかい部分は微かにアタシの手に触れた、、、
イラっとしつつもアタシは冷静だった。
ちょっと待て、この傘がなければアタシはどうなってた??
そうだ。
アタシはこの傘によって守られたのだ。
いちいちギリギリのところで事なきを得ているアタシって、実はそうとう運がいいのかもしれない
この日、アタシの中ではずっと広沢君の歌声が鳴り響いていたとか、いなかったとか。。。
青い空と、眩しい太陽が恨めしく思えた。
なんじゃあ、こりゃぁああ
前夜見つけた自分の身体に起こった異変、、、
でも、この現象はなんか知ってる気が、、、する。
ずっと他人事だと思っていたことが自分の身に降りかかったのか
「家庭の医学」片手に苦笑。
万が一があってはいけないから、とりあえず整形外科を受診することにした。
いつものように旦那を送り出した後、エレベーターで乗り合わせたおばちゃんとの会話。
カッコ内はアタシの心の声。
お 「子供いてはるの?」(何を今更、、、)
ア 「いないですよ」
お 「そうやんなぁ。前から気になってたんよ~」(はあ?)
ア 「あはは(苦笑)」
お 「子供おらんかったら気楽でええなぁ」(人の気も知らんと、、、大きなお世話)
ア 「そうですよ~、気楽ですよ~(苦笑)」(泣)
悪気はないねん!!気さくなええおばちゃんやねん!!
ただ、ちょっとデリカシーが欠けてるだけ、、、
凹みはせんけど、気持ちの良いものでもない
浮かない気分を引きずりつつ、朝ごはんを用意する。
塗って焼くだけで・・・というキャッチの「フレンチトースト風スプレッド」を米粉ロールパンに塗りたくり、トースターへIN
妙な音と匂いに嫌な予感がして振り向くと、トースターの中でパンが炎に包まれていた
アタシは冷静だった。
電源を切ったアタシは、燃え盛り、炭化していくパンをじっと見つめながら考えていた。
「開けたらバックドラフトか??・・・どうする??・・・そうだ、このまま燃やし続ければ、トースター内は二酸化炭素に満たされて火は消えるはず・・・。」
数秒後、アタシの読みは見事に的中し、無事に鎮火。事なきを得た。
今後は食パン以外での使用はやめておこう
真新しい日傘を差し、徒歩15分程度のところに病院はある。
汗だくで診察券を出し、ドキドキしながら待つこと約2時間。
医者はアタシの手首に出来たそれを見るなり、アッサリと言った。
「ガングリオンやね」。
やっぱりかーーーっ
アタシもそうやと思ってん。
病院にくるまでもないと思ってたけど、旦那が行けって言うからさ、、、
確かに万が一悪いもんやったら怖いしね。
「典型的なガングリオン」と、薄ら笑いを浮かべているようにも見える医者を目の前に、なんだか申し訳ない気持ちになった。
簡単にガングリオンに関する説明を受け、「自然に消える場合もあるし、注射器で引くっていう治療も出来ますけど、どうします??」といきなりの攻撃に、アタシは放置プレイを選択した。(←ただ、怖かっただけ)
その時は何の支障もないと思ってたんだけど、今になって考えれば、2年ほど前から手首が痛いのは、このガングリオンのせいかもしれない、、、
でも、とりあえずはさほど気になることでもないので、今はただ痛くならないことを願いつつ放置プレイを決め込むつもりだ。
診察室に入り、診察室から出るまでおそらく2、3分。
もちろん処方箋もない。
請求された診察代、810円。
なんだろう?この安堵感とともにアタシの心の中にあるモヤモヤは、、、
うだるような暑さの中、アタシはまた真新しい日傘を差して家路に着く。
途中、スーパーに入ろうと日傘を畳もうとしたしたその時である
アタシは大きな声を上げそうになった
傘を巻こうと手を伸ばしたそこに、超ド級のハト糞
真新しいとはどういうことか??
そう、おろし立てということだ。
そこに、こともあろうかベットリとハト糞、、、
しばし呆然と立ち尽くした後、アタシはおもむろにかばんからティッシュを取り出しそれをふき取った。
一部は既に乾燥してカピカピになっており、柔らかい部分は微かにアタシの手に触れた、、、
イラっとしつつもアタシは冷静だった。
ちょっと待て、この傘がなければアタシはどうなってた??
そうだ。
アタシはこの傘によって守られたのだ。
いちいちギリギリのところで事なきを得ているアタシって、実はそうとう運がいいのかもしれない
この日、アタシの中ではずっと広沢君の歌声が鳴り響いていたとか、いなかったとか。。。