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馬場俊英15周年記念コンサート 2DAYS「ロードムービー~追憶のハイウェイ 96-11」 初日 @大阪城音楽堂 [馬場俊英/LIVE記録(ワンマン)]

野音花.jpg

ライブ前夜、ふいに思い出したように、初の「野音でピース!」当時のTV出演映像を片っ端からチャック[exclamation×2]

「ラーメンの汁をこぼす、不器用な40歳」から4年。


今ではもう風格さえ漂う馬場俊英の姿が、そのステージにはあった。。。


2011年4月16日(土) [晴れ]

オープニングソングは何か??

ライブ前の友人との会話では“あれあれトーク”に終始したけど、アタシの希望的観測で「これが来たら最高[exclamation]」って願っていた曲が『虹を見たかい?』[exclamation×2]

ドキドキしながら、イントロを待つ。


キタッ・・・[目][exclamation&question]


最初の音を聴いて、驚嘆とうれしさから、声にならない声で口走ってしまった。

“Have you seen the rainbow?”

くぅ~~~~っ[もうやだ~(悲しい顔)]
馬場さん・・・[黒ハート]

ええ、いきなり涙腺決壊(爆)

そして、軽快なピアノのイントロに、ふと懐かしい空気を感じたのは『エンターテイナー』。
この並びはもしかして・・・?


「プレイボール[exclamation×2]

野太い大声が会場に響く。『草野球』での1コマ。
声の主は、公樹さん(SAX)。
用意周到に、フェイスマスクまで用意している。
もちろん会場は爆笑だ。
オーディエンスの笑顔と高々と上げられた手が揺れる。
今回はバンドにストリングスも加わって、音に更なる彩が加わった。
ご機嫌な雰囲気で最初のブレイクに入る。


お決まりの挨拶を一通り行って、ニューアルバムの紹介もさらっと。
「今日はそのアルバムからは1曲も唄いませんが。」といたずらっこのような笑顔を見せる。
そして、ピンクの衣装について「スタイリストの方とひと悶着あったんですけど」と、照れ笑いしながら、「桜の妖精」と言っておどけて見せた。


ライブでは珍しい『ここさ』に続いては、ファンキーな『ダウン・ザ・リバー』。
その荒々しさも、また馬場さんが魅せる音楽の一面だ。


ここで、「僕の音楽になくてはならないキーマン」として、スペシャルゲストである五十嵐宏治さんを呼び込む。
一通り褒めあった後、五十嵐さんもキーボードで加わり『ただ君を待つ』。
後半のいい所を飛ばしてしまう、まさかのミス[exclamation×2]
唄い終わってから苦笑いの馬場さん。
会場からの「一番ええところで~[exclamation×2]」という、愛ある野次に砕け落ちる。
「わかったぁ?」ととぼけてみせて、会場があたたかい空気に包まれた。


ここで、お父様の話を。
馬場さんがまだ学生だったころ、お父様の勤めていた会社が倒産して。
その話を聞いても当時の馬場さんはあまり何も考えておらず、ギターのことばっかり考えてた。
当時のお父様の状況に思いを馳せて、それでも頑張ったお父様のことを「再チャレンジの星」だと。
「再チャレンジの星は遺伝だったんだなぁ」って笑いを誘ってたけど、とてもじんとくる話だった。

そんな話を受けての『君はレースの途中のランナー』。
今回の為だけに五十嵐さんがバラードにアレンジした特別バージョン。
語りかけるように静かに唄う姿が印象的だ。

優しいピアノのイントロは、『鴨川』。
会場がなんともいえない静寂に包まれる。
その中を、馬場さんの声とピアノの音だけが響く。
蚊の鳴くような「好きだよ 好きだよ」の呟きがとてもせつない。


「こんなにも僕を夢中にさせてくれる存在」

アタシ達をこう表現してくれたことが本当にうれしくて[もうやだ~(悲しい顔)]
「今回のライブでは絶対に唄いたいと思った」という『遠くで 近くで』。

これまで何度も聴いてきた『スタートライン~新しい風~』もなんだか感慨深い。


そして、ステージ上に桜コーラス隊とknaveコーラス隊がずらりと姿を現す。
彼らのコーラスで、唄うは『いつか君に追い風が』。
学芸会のようなステップが初々しい(笑)


続いては、バンマスと五十嵐さんの鍵盤合戦[exclamation×2]
何やら紅白の旗を手にしたスタッフが一人。
観客の頭上に「??」が飛ぶ。
結局どっちが弾いてるのかを示す旗振り役だった、、、ってことでいいんだよね??(笑)
いやいやしかし、どうよ、これ[exclamation&question]
あの脱力感ばりばりのバンマスが、アグレッシブに攻めてる[目][exclamation×2]
五十嵐さんが挟んできた『トルコ行進曲』もステキ[ぴかぴか(新しい)]
めちゃくちゃファンクなかっこいい演奏だった[手(チョキ)]
会場は否応なく盛り上がる[手(グー)]

この盛り上がりを引き継いでの『ボーイズ・オン・ザ・ラン』[exclamation×2]
皆の体が揺れる。
そして、無数の[手(チョキ)][手(チョキ)][手(チョキ)][手(チョキ)]と、色とりどりのBOTRタオルで埋め尽くされる客席[exclamation×2]
フィニッシュでは、皆がタオルをクルクル回している。
アタシも回す。
これもまた壮観な景色だった。

熱くなった会場に響く渇いたリズム。。。

ダメだ。もう興奮が抑えられない[ふらふら]

そう、ここで『陽炎』[exclamation×2]
体がゾクゾクしてきた。
もう、色んな思いがこみ上げてくる[もうやだ~(悲しい顔)]
でも、笑顔で一緒に唄ったよ~[わーい(嬉しい顔)][手(チョキ)]
そして、息つく間もなく『センチメンタルシティ・マラソン』へなだれ込む[exclamation×2]
この流れは圧巻[exclamation×2][exclamation×2]
盛り上がりの最後を飾るのは『オセロゲーム』。
ごっくんが出てくる。BABIさんが出てくる。
何なんだ??この親父バンドのカッコ良さは[exclamation×2]
若者には出せない、何か「味」のようなものを感じたよ[手(チョキ)]


今までの興奮を鎮めるように、メロウなイントロが響いた。『愛のうたを歌いたい』だ。
BABIさんの泣きのギターが炸裂[exclamation×2]
そして、なんと言ってもラストの馬場さんと公樹さんの掛け合い[黒ハート]
痺れた~[exclamation×2]
ほんっとに大人のかっこ良さをまざまざと魅せつけられた気がした[手(チョキ)]


本編ラストを飾るのは、『色褪せながら 輝きながら』。
聴けるものと信じて疑わなかったあのツアーから2年??くらいか??
ここでようやく聴く事ができた[手(チョキ)]


ステージ袖に消えていく馬場さんを確認すると、ジェット風船に息を吹き込む。
過去、一度たりとも自分で膨らましたことがない[あせあせ(飛び散る汗)]
頑張るんだけどどうしても出来なくて、結局旦那に膨らませてもらった。


アンコールに馬場さんとバンメンが再登場[exclamation×2]

「15カウントしたら飛ばすよ~」

皆で15、数えた。
カウントアップするたびに揺れる風船。

色とりどりの無数の風船が、縦横無尽に舞い上がる。
自分の風船がしぼんで落ちてくまで見届けた。
そして、一斉に降ってくる風船。
野音ならではの光景に、このライブに参加できた幸せを噛み締めた。


アンコール1曲目はデビュー曲の『星を待ってる』。
「十数年ぶりに歌う」と言うだけあって、音がシャープしている(爆)
夜が近づいてきた野音によく合っていた。
「久しぶりに歌ったけど、いけるね[exclamation&question]」と満足そうに笑う馬場さん。
会場からは惜しみない拍手。

「明日なんてわからない」。
馬場さんの口からこの言葉が出たとき、アタシは広沢君の顔が浮かんだ。
何の曲がくるんだ[exclamation&question]
ドキドキワクワクしながら聞いたタイトルコール、『打ち上げ花火の気持ち』。
おっと、そうキタか。。。

オーラスはやっぱり『男たちへ 女たちへ』[exclamation×2]

親愛なる大人たちへ

そう叫ぶ馬場さんが好きだ[黒ハート]
サビのたびに皆の手が揺れる。
最後は大合唱。

終わった。。。


ステージに演者が一列に並ぶ。

ありがとう。本当に素晴らしいライブだった[手(チョキ)]

島田さんがスティックを客席に投げ入れる。

馬場さんは、お客さんひとりひとりの顔を焼き付けるように、両手で客席を指さす。
サード側から、センター、ライト。

最後はごっくんのエレキギターを客席へ投げ入れる振りをしてお客を喜ばせて去っていった。


ライブ中、風を感じながら、何度も空を見上げた。
風が吹くたびに、ステージに飾られたタペストリー(?)がバタバタと音を鳴らした。
鳥が鳴き、サイレンの音が響く。
飛行機が何機も通り過ぎていく。
青かった空は、徐々に深い青から群青になり、ついには真っ黒になっていた。

空の色が移り変わっていくのに比例して、うすうす気付いていたこと。
それはライブ終了と共に、確信へと切り替わった[ふらふら]

さ、さびぃ~~~[台風]

しかし、アタシは馬場さんから直接ステッカーを貰わなければいけないのだ[exclamation]
震える手で、アンケートを書きながら順番を待つ。

お目当ての曲・・・「安物」と書いたアタシ。(これ覚えてて[exclamation×2]
いつもはわりと簡単に書いてしまう感想欄に、想いの丈をタップリと書き込んだ。

幸か不幸か、前から数えた方が早い席順。
順番はなかなかやって来ない。
身体はどんどん冷えてくる。
バババスタオルを身体に巻きつけ、とにかく耐える。

そして、やって来た順番。

今回は時間の関係で握手も出来なかったけれど、アタシの言葉に「うん。」と深く頷いて笑いかけてくれた馬場さん。
もうそれだけで十分な気持ち。。。

馬場たん。。。

もう一度振り返ったら、既に旦那の言葉に深く頷いて微笑んでいた。。。(笑)




[るんるん]セットリスト
1.虹を見たかい?
2.エンターテイナー
3.草野球
4.ここさ
5.ダウン・ザ・リバー
6.ただ君を待つ
7.君はレースの途中のランナー
8.鴨川
9.遠くで 近くで
10.スタートライン~新しい風
11.いつか君に追い風が
12.ボーイズ・オン・ザ・ラン
13.陽炎
14.センチメンタルシティ・マラソン
15.オセロゲーム
16.愛のうたを歌いたい
17.色褪せながら 輝きながら

EN1.星を待ってる
EN2.打ち上げ花火の気持ち
EN3.男たちへ 女たちへ


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