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BABA TOSHIHIDE 20TH ANNIVERSARY LIVE TOUR 2015 「ARIGATO~君は48番目の街~」 @umeda AKASO [馬場俊英/LIVE記録(ワンマン)]

2015年10月15日(水)

AKASO20151015.JPG


ウイークデーの水曜日。
しっかりと仕事をして、遅いランチ?早いディナー?を摂ると、アタシはAKASOに向かった。
AKASOの前には溢れんばかりの人、人、人!!
AKASOでこんな光景、初めて見たかも??
AKASOと言えば、以前はバナナホールと呼ばれた大阪の老舗ライブハウス。
馬場さんが苦労されていた時の想い出がたくさん詰まったハコ!!
当時を知らないアタシにとって、ここで馬場さんのLIVEが観られるのはかなりレアなこと。
そして、当時を知る人にとっては感慨もひとしおだったんじゃないだろうか??

席に着くと、近い!!
この距離感で馬場さんを観られるのも久しぶりのこと。
嫌でも期待値が上がる!!

そして、期待値が上がるもう一つの理由・・・。
それは、サポートギターが西海孝さんということ。
西海さんも久しぶりだなぁ。。。
ちょっぴりそわそわしながら迎えた開演の時。
いつものように、馬場さんが登場!!

◆セットリスト
1.君はレースの途中のランナー
2.明日に咲く花
3.この街で
4.高校23年生
5.思い出のレストラン
6.明日の旅人
7.右と左の補助輪
8.弱い虫
9.青春ラジオ
10.時間
11.しあわせになるために
12.スニーカードリーマー
13.君の中の少年
14.最後まで
15.オオカミの歌
EN1.ラーメンの唄
EN2.遠くで 近くで
EN3.スタートライン

今回はギターだけのアコースティックバージョン♪
なつかしい曲から新しい曲まで、バラエティに富んたセットリスト♪
今回ニヤリとしたのが『この街で』。
この曲、なかなか唄ってくれないんだけど、ほのぼのとしたとっても素敵な曲なんだよね。
だけど、アタシが一番好きな部分はカットされちゃった(;・∀・)
♪誰だって今日にしかいられないし明日にしか向かえない
 
 今年80のおじいちゃん 好きなタイプは年上の人

 この街も変わったけど おじさんあなただってハゲ頭

このちょっとくすっと笑えるフレーズがお気に入りだったんだけどなぁ。。。
『青春ラジオ』も久しぶりだったなぁ。。。
そしてそして!!
『時間』~『しあわせになるために』のこの流れがヤバイ!
切なくて、苦しくなる。でも、大好きな曲たち。。。
やっぱり「Blue Coffee」の頃の曲って最強!!
苦しんで、もがいて、がむしゃらな時の曲って、なんでかとっても胸に刺さってくるんだよね。。。
誰の場合でも。。。
『君の中の少年』は皆で大合唱!!
随分聴いてなかったけど、唄えるもんやね。

♪まだ、間に合うかもしれない
 まだ 間に合うかもしれない
 グローブの中で汗ばんだ手が
 今 何か掴もうとしている

こういうフレーズが、大人に勇気を与えるんだよね。。。

今回、馬場さんは色んな話をしてくれた。
馬場さんが行方不明になってた時(笑)に、AKASOの青木さんがメールをくれて、「応援するから」って言ってくれて、バナナホールでライブをして。
物販ではバナナホールのスタッフが手伝ってくれたり・・・そんな青木さんとのお話。

でも、それよりも心に残っているのは・・・

チャンスはいっぱいもらったんだけど、それを活かせなくて、「どうせ無理だよ」って、上手くいかなかった時に傷つかないように予防線を張っていた。
それは、デビューはしたけど、成功体験がなかったから。
「上手くいってもいかなくてもどっちでもいいよ」って、クールにみせていた。
だけど、色んな人と出逢って、自分の本当の気持ちを表現したくなった。
それは自分にとっては革命だった。自分の中で革命がおこった。
革命を起こしてくれたのは周りの人。
そして、40代になったら、また20代の頃の気持ちに戻ってくる。
まだ40代ですからね。今までは準備練習。これからが本番。
これからもチャレンジして、歌もいっぱい作っていきます。

これは、アタシが憶えていた言葉をメモしたのを起こしただけだから、文脈はめちゃくちゃだけど・・・。
本当は誰より売れたかったけど、上手くいかなくて傷つくのが怖くて、「どうせ無理だよ」って最初から予防線張ってたって。
成功体験がないから、本当の気持ちをどう表現したらいいのかがわからなかったって。
だけど、ある時、本当の気持ちをもっと言葉にしていいんじゃなっかって思うようになって、そしたら楽しくなってきた。
そんなことだったと思う。

もうね、こういう話を聞くと、どうしてもこれを聴かせたくなる人がいるんだよね。。。
馬場さんの言葉って、ほんとに説得力があるんだよね。。。

こういう話を聞いてのアンコール、『遠くで 近くで』と『スタートライン』♪
これはズルイよね。。。

なんだかとっても胸にじわっとくる時間だった。


そして、このLIVEの後、握手会に参加した。
あることを確認したくて、アタシは緊張してた。
ほんの数十秒でどこまで迫れるのか??
もしかしたら、これは馬場さんに対してとても失礼なことかもしれない。
だけど、馬場さんならわかってくれる・・・よね??って。。。

簡単にライブの感想を伝えると、意を決して言葉をかけた。
さっきの馬場さんの話じゃないけど、「どうせ、ないだろうな}って思って・・・。
ところが、馬場さんから返ってきた反応が予想外だったため、アタシは舞い上がってしまったの。
だけど、一瞬でいろんなことを考えてしまって、核心にふれることは出来なかった、、、
それでも、確実に爪痕は残せたと・・・そう思うとうれしくて、意気揚々と会場を後にした。

ところが、信号待ちで立ち止まった途端、どうにもなだめることが出来ない悔しさに襲われて、嗚咽が漏れた。
これがもう、どうにも止まらなくて、両手で口を押さえながら嗚咽を我慢し、時折しゃがんでしまいそうになりながらも、必死に歩いた。
「なんだ?なんだ?この悔しさは!!」
これは明らかに後悔。
確実に、絶好のチャンスを逃した、、、
あの時、飲み込んでしまわずに、もうちょっと突っ込んで話していれば・・・って。
もっと口出しすればよかったって、、、
だけど、アタシの立場でそこまで立ち入るのは違うと思ったんだ。
それは本人が考えることだし、何より、本人がどうしたいかっていうこともあるし、アタシが口出しすることじゃないって思ったから。
元々アタシが好きで動いたことだったし、、、
だけどこんなことなら、うっとおしがられても、嫌われても、もうひと押しすべきだったって、、、
なんでアタシはそれをしなかったんだろう??って、、、
それをしていたなら、アタシはこんなに悔しくなかったはず!!納得出来たはず!!
考えれば考えるほど、悔しくて嗚咽がこみ上げてきた。
あ、これはもちろん馬場さんにではない。

どうやってたどり着いたのかは思い出せないけど、なんとかHEPまでたどり着くと、そこで座り込んでしまったよ。。。
そこで数分、ゆっくりと気持ちを落ち着けて、シャキッと立ち上がると、「次の作戦!!」って胸の中でつぶやいてるアタシがいたよ。

♪見えないこのスタートラインから またここから

そう、とりあえず、意識には残ったはず。
ただ、一旦これ以上はアタシ、手も足も出せないからね。
あとは、それこそ本人次第。
だけど、行くなら今やで!!

♪そうさ チャンスは何度でも いつも君のそばに


それにしても、馬場さんは本当にすごい人。
そうだよなぁ。馬場さんがそういう人だってこと、アタシ知ってたはずなのにね。
だから、だったのに。。。
アタシの想いを受け止めてくれてありがとうございます。
なんとか、想いが繋がりますように。。。
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