内野ひまわり祭 ~SUNRISE '11~ @浜松市浜北区 [LIVE記録(インスト、フリー、ブッキング等)]
「もう夏休み取らんでいい?」
不意に旦那から投げかけられた問いに、アタシの目がキラーン
「22日休みとって、21日は浜松のひまわり畑に岡野君の歌聴きに行かへん??」
おねだりするような顔で旦那に擦り寄るアタシ。
もう半ば諦めてたんだけど、胸の中にある“小さな諦めない”がアタシの頭をフル回転させた瞬間だった(笑)
「おいしい鰻食べさせてくれる??」
「食べさしたる、食べさしたる」
なんの迷いもなく即答で、契約成立
かくして、2011年8月21日(日)、アタシは浜松のとあるひまわり畑の中にいた
満開、と言う訳にはいかなかったけど、それでも結構な数のひまわりが花を咲かせてくれていたよ。
天気は・・・ヤバイ感じ。
曇天の向こう側は完全に豪雨の兆し(笑)
でも、夏フェスに参加するていでやって来たアタシ達は雨対策ももちろん完璧・・・なはずだった
そして、旦那がステージのセッティングを見てひと言。
屋根は斜めにしとかんと、雨降ったら水がたまってエライことになるで・・・。
アナタは正しかった、、、
今回のフリーライブは6組のアーティストが出演
登場順に、
磯貝サイモン
コボリツトム
千綿偉功
岡野宏典
里地帰
甲斐名都
岡野君以外ははじめましてのアーティストさんばっかり。
でもね、これがもうホントに素晴らしいアーティストの方ばかりで、アタシはまたなんとも言えない予感がしてる
特に千綿さん
Tシャツにロールアップデニム、足元はビーサン(笑)
声がいきなり10出る人だったよ。
滑舌がしっかりしていて、とっても爽やかなのにパンチの効いた声。
メロディーもめちゃくちゃキャッチーで、1曲聴いただけで“キタ、これ”って思った。
歌ってる時の表情もとても豊かで歌がすごく伝わってくるし、とにかくあたたかい気持ちになるんだよなぁ。。。
アカペラでの歌声も聞かせてくれたけど、ピッチもテンポも全然ズレないの
めちゃくちゃ上手いと思った
でさ、今もう一度ちゃんと聴きたいんだよね。
実は、今度また江戸で生歌が聴けるんだよ
ヤバイねぇ・・・これ、きちゃうかもねぇ
コボリツトム君、彼も個性的な良い声してた
どっちかというとハスキーで、とっても心地よく柔らかい感じで歌うんだよね。
詞の世界観も、メロディーラインも好きな感じ
実は、リハ中の彼に声を掛けてしまうというハプニングも(爆)
でも、とっても人当たり良くって可愛らしい人だったな。
それから里地帰君。
彼はニ胡を弾きながら歌うという珍しいタイプのアーティストさん。
どしゃ降りの中に響くニ胡の音色は、とても暖かかった。
なんて曲かはわからないんだけど、女性目線の曲に猛烈に惹きこまれた。
友達に後で「あの女性目線の曲、気に入ってたやろ」って言われて、図星
楽器がびしょ濡れになったり、豪雨だったりで散々な状況なのに、すごい笑顔で歌いきったね。
すばらしい
磯貝君は前日東京でワンマンだったらしく、寝ないで浜松入りしたとかで、前半あまり声が出ず、後半になって少し持ち直した感じだったかな。
ステージングは嫌いじゃないけど、あまりピンとこなくて、もうちょっと聴いてみないと分からない感じ。。。
甲斐名都ちゃんもあまりピンとはこなかった。
女性アーティストだから、これはもう仕方がない。
そんで、岡野君だよ
セッティング中に司会のお兄ちゃんが遠いところから来た人調査を始めちゃって
岡野君がステージからくれたニッコリ笑顔に、思わずギャルみたいに手を振ってしまった
ギャル・・・だけどね、、、(笑)
まずはセットリスト
1.旅路
2.何時も心の中に
3.キャンバス
4.レモネード
「自分としては今年初の夏フェスです」
地元浜松だし、野外が好きな岡野君らしく、とってもいい顔してたね
緊張しつつも良い感じで力が抜けてたようで、久しぶりに岡野君らしい伸びのある歌声を聴いたよ
『キャンバス』歌ってるとき、何度かニヤついてたけど、何だったのかな??(笑)
完全にリラックスしてたね。
MCではひたすら「自分が歌うと雨が降るので、ホントすみません」って謝ってんの
そしたら、『レモネード』あたりでホントにポツポツ来たね(笑)
申し訳なさそうな苦笑いが印象に残ってるよ。
やっぱ浜松で聴く岡野君の唄は格別だわぁ
豪雨が来たのは岡野君がステージを降りた直後だったね(爆)
千綿さんの時も結構強い雨が降ったけど、すぐに上がったのよ。
だから、この雨もすぐに上がると思ったんだけどとんでもない
雨の勢いは強まる一方で、ステージの屋根が雨水の重みで落ちたもんね
それで、里地帰君の楽器とかびしょ濡れになちゃって大変
アタシ達もカッパ着てたけど、足元がびしょびしょになっちゃって、慌てて裸足になってズボンの裾めくったわ
持ってきた傘を車に忘れてきちゃって、カッパだけじゃ太刀打ちできないから慌てて会場で売ってる傘買いに走ったり、てんやわんや
でも、これも夏フェスの醍醐味やね
ここまで降られたらもう笑うしかなくて、逆にテンション上がっちゃうんだよ
「っしゃぁあ盛り上がっていくぞ」って吠えたら、セッティング中の里地帰君がびっくりしてたらしい
雨は結局なっちゃんのステージまで続いて、ラストのセッションあたりで小雨になった。
セッション曲はイベントの為に作った曲だって言ってたっけ??
タイトル忘れたけど、あたたかくて優しい曲
岡野君も時折手拍子とかして、でもなんか誤魔化してるような感じもあったり、ちょっと笑っちゃったよ。
歌声は見事に千綿さんにかき消されてたね(爆)
気が付いたら傘を置いて、揺れながら手拍子してた
ステージの皆もアタシもすっごい笑顔だったよ
岡野君、最後も「やりっぱなしで雨降っちゃって、ホントすいませんでも、記憶に残るライブになりました」って笑顔だったね。
司会のお兄ちゃんや、スタッフの皆さんの熱い思いに触れて、とてもほっこりした。
これからもがんばってこの活動を続けていって欲しいなぁって思った。
手作り感満載の、ホントに素敵なイベントだった。
全てが終わって帰り支度が完了したところで、岡野君に挨拶しに行った。
アタシってそんなに早口なのかな??
必ず岡野君に聴き返されるんだけど。。。
これからはもうちょっとゆっくり話が出来るように努力するよ。
岡野君がアゴに指をあてて考えてる仕草がどうにも可愛くて、思わず目の前で真似してしまった(笑)
ただね、岡野君の後ろにいる日本人離れした人が時々「ふんっ」て鼻で笑ったりして、黒くてなんだか怖かった(爆)
アタシの手があまり綺麗な状態ではなかったから、さり気なく握手は遠慮して・・・
岡野君、ゴメン。手を出してくれたの、実は気付いてた
ありがとね
そして、会場を後にした。
冷たいGパンに耐えながら、アタシたちはおいしい鰻を求めて浜松の街を走る
ありついた鰻がこれ
信用できる筋(笑)から紹介してもらったんだけど、どこの鰻かはあえてナイショ~
実はね、アタシ鰻が苦手なんだよ
だから「1匹まるまる食べられるんかい?」って心配されたんだけど、見事完食
人生初の肝吸いまでいただいたよ
身がふわふわで、皮も骨も全然気にならないし、山椒の香りも良いし、ホントに美味しかった~
アタシ、もしかしら目覚めちゃったかもしれないよ~
つか、もうスーパーの鰻は食べられないかもしれない
さすがは名店、店員さんの接客も素晴らしかった
旦那も大満足だ
後は大阪に向けて高速を西へ西へ走る。
途中、四日市手前から亀山あたりまで、「豪雨」という表現でもまだ生ぬるいと思うくらいの超豪雨に見舞われ、命の危険を感じる区間もあったけど、旦那の見事なドライビングテクニック(ほんまか)により、無事大阪にたどり着いたよ
ライブも帰り道もどエライ雨にやられたけど、こういうのってホントにいい想い出になるんだよね
新しい音楽との出会いもあったし、ホントに楽しい1日だったよ
いろんな意味で、ごちそうさまでした
ひまわり祭私も行きました。
久しぶりに聞いた岡野さんの生歌のびのびとしてたなあ。
いつも心の中に久しぶりに聞けてよかった。
そしてあの時もし下級生がとなりにいたら。
2人で聞き入ってしまってたんだろうな。
来年は絶対下級生と一緒に行くと心に誓いました。
下級生からメールがその夕方来て。
私が言ったことは。
来年はイベント一緒に参加しようねとメールしたら。
わかりましたと。
少しずつ少しずつ地元で岡野さんのファンが増えてくれたら本当にうれしいです。
あの時ひまわり祭でプロジェクトの方が言ったことを思いだします。
by 萌 (2011-08-29 16:31)
>萌さん
ひまわり祭、岡野君が言うように記憶に残る素晴らしいイベントになりましたね♪
青空・・・と言う訳にはいかなかったけれど、浜松の空の下、とてもリラックスした岡野君がいて。
浜松に来るたびにそういうとこを目の当たりにして、ちょっとジェラシー(笑)
雨にはやられましたが、とってもあたたかいイベント。
来年も岡野君が出演されるといいですね♪
そん時は後輩さんに混じって、アタシもまた参加しちゃおうかしら~??(笑)
by アタシ (2011-08-29 20:21)