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広沢タダシ カフェライブ @SOLE CAFE [広沢タダシ/LIVE記録(ワンマン)]

平日の京都の夜。
広沢君の生歌を楽しみ集まったファンでいっぱいになった小さなCAFE。
まさか、こんなスペシャルな夜になるなんて、誰が想像しただろう。。。


2011年2月25日(金)


開演時間から10分遅れで登場した広沢君。
そよそよと吹く春風のように、『四月の風』でゆる~くライブは幕を開ける。
「平日の夜にもかかわらず、京都のわりと深いところまで、ありがとうございます」。
そう挨拶すると、この後予定されている企画の内容を説明する広沢君。
それは、開演直前にオーディエンスから回収した、「ライブで聴きたい曲」のアンケートを元に、上位3曲を歌うというもの。
「あまり参考に出来そうにありませんけど・・・」
の言葉は、マニアックなファンが多い関西への最高の賛美。
バリトンギターに持ち替え、『シロイケムリ』でオーディエンスを惹き付けた後は、なんと中島みゆきの名曲『糸』をカバー。
広沢タダシの世界観で織り上げられる『糸』は、原曲の良さも織り込まれていて、じわぁ~っと心にしみ込んでくる。
新曲『KEEP ON』に続いては、本邦初公開となる『失墜』。
広沢君ならではの、しっとりと聴かせる大人のラブバラード。
彼の歌に真っ直ぐに墜ちて行く感覚を味わう。
一転、『ダウンジャケット』では、オーディエンスに手拍子を要求し、ストンプパッドを踏み鳴らし、ガツンと盛り上げて休憩に入った。

この休憩、実はアンケートの集計をするための時間。

オーディエンスたちは皆、自分がリクエストした曲が唄われるのか?とワクワク心を躍らせていたに違いない。
ちなみにアタシがリクエストしたのは、『君のいない街』『あの娘に好きと言われたい』『Baby,it’s time』の3曲。

待つこと10分。
ライブ後半は『パウダースノウ』から始まった。
そして、ついに企画が実行される。
が、さすが関西のファンはマニアックらしく、広沢君に焦りの色が見られる。
ある程度マニアックなリクエストがくることを予想し、それなりに練習もしてきたらしいが、さらに予想外の曲が3位にランキングされた。
広沢君自身も十数年ぶりに唄うということで、この休憩時間中にyoutubeをチェックし、ある男の子が弾き語ってるのを観て思い出してきたという。
でもそれは2番までしかなかったと苦笑。
歌詞もわからず、マネージャーがあちらこちらに電話かけて取り寄せているというドタバタ状態。
そういう状況もあって、先に2位にランキングされた『ブルー』をブルージーに決める。
そこへマネージャーが歌詞を持って飛び込んできた。
何やら曲の構成を説明している姿が、観ていて面白い。
「大サビが歌詞見ても思い出されへんからそこはなしで、、、」のひとことにややブーイングが起こった。
「とりあえず唄ってみます。唄ってたら思い出すかも・・・」と言ってコールされたのは『夢のかけら』。
インディーズ時代のアルバム「愛の時代」に収録されている曲で、レアな1曲だ。
結局大サビは思い出すことが出来ず、苦笑いとなったが、それでも残念な空気は一切なかった。
いよいよ1位の曲が発表される。
胸の前で手を握り、祈るような気持ちで広沢君の話を聴く。
「音源にはなってない曲です」の言葉にハートが騒ぐ。
『君のいない街』。
あちらこちらで、声にならない声が上がった。
アタシも一気に目頭が熱くなった。
しかしアタシは「泣かない」って決めたんだ。もったいないから。
何度も感極まりながら、ずっと懇願してきた『君のいない街』を目で耳で心で追いかける。
いい意味で、今まで聴いてきた『君のいない街』そのまんまで届く歌声。。。
今、まさに生で聴いてるこの歌がリアルなのか、iPodで聴いているのかがわからなくなる不思議な感覚に包まれた。
圧倒的な存在感と包容力でオーディエンスを包み込んだ『虹のつづき』に続いては、息を呑むほどカッコいいギターでオーディエンスを釘付けにした『疾走』。歌詞はまだない。
ここから2曲、『雷鳴』と『スイマー』はツイキャスで映像を流すという試み。
異様に盛り上がる会場。
『スイマー』でのオーディエンスのコーラス。
広沢君とオーディエンスの掛け合いは圧巻だった。
大盛り上がりの中、本編は終了。
アンコールは今度のツアータイトルにもなっている『あたたかい季節』をしっとりと決めて、夢のような時間が終わった。


そんな夢のようなセットリストは次のとおり。

1.四月の風
2.シロイケムリ
3.糸(カバー/中島みゆき)
4.KEEP ON
5.失墜
6.ダウンジャケット
7.パウダースノウ
8.ブルー
9.夢のかけら
10.君のいない街
11.虹のつづき
12.疾走
13.雷鳴
14.スイマー

EN.あたたかい季節


今回はちょいとライブレポみたいな書き方してみたり(笑)

とにかく、『シロイケムリ』『ブルー』『君のいない街』『虹のつづき』はアタシのフェイバリットだし。
『糸』はFM802で聴いてめちゃくちゃ気に入ってしまってたし。
新曲の『失墜』はめちゃくちゃツボやったし。
『夢のかけら』はかなりレアだったし。
本当に楽しくてHAPPYな夢のような時間だった~♪

3月からはツアーに入るってことで、カフェライブは一旦お休みとのこと。
そして、今年はデビュー10周年ということもあって、聴きたい曲のアンケートをとって、それを唄うようなライブをしたいなんてことも言ってたから、期待MAXだよ。
新しいアルバムも期待していいみたいだし、今年も広沢君、大活躍だなww

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